本記事は、
実際に行ったリフォーム工事の内容をご紹介します。
マンションの隔て壁の交換工事
マンションの隔て壁の交換工事
マンションの隔て壁のが台風で壊れてしまったということで板のみの交換工事をしてきました。
隔て壁という呼び方の別に、
- 仕切り板
- 蹴破り戸
- 隔板(かくはん)
- パーテンション
と呼ばれています。
台風で隔て壁が壊れてしまった
さて、マンションやアパート住まいでない方には馴染みのない隔て壁ですが、
火事などの緊急を要する場合はこの隔て壁を蹴破り、隣の部屋に避難できるようにするものです。
アルミフレームに入る厚さに合わせたサイズで、
- ケイカル/ケイ酸カルシウム板
- フレキシブルボード
といった法定不燃材料を使用するのが一般的です。
軽くて強度が弱めのケイカル/ケイ酸カルシウム板は低層アパートに、
重くて強度が高いフレキシブルボードは高層マンションなどに使用されています。
今回はフレキシブルボードを使用します。
※ケイカル板は手動ノコギリ(手ノコ)で切断出来ますが、フレキシブルボードは手ノコでは切断することは出来ないかと思われます。
マンションの隔て壁(パーテーション)交換工事開始
まず、隔て壁が無いと隣人の部屋と行き来ができてしまいますので、
必ず必要な壁になります。
- 台風などの強風で壊れることがある
- 硬いものをぶつけたりすると壊れることがある
などの問題がよく起こります。
- 壊れた隔て壁を外す
- 新しい隔て壁をサイズに合わせてカット
- 隙間をバッカーとコーキングで埋める
- 塗装&シールを貼る

作業台(お手製)と電動丸鋸(マルノコ)と丸鋸ガイドを使用します。




この丸鋸ガイドはとても便利で、一辺に対して直角に切断することが出来ます。
さらに持つところもあり安全に使用できます。
既存アルミフレームを一旦分解し、新しい隔て壁をはめ込みます。
アルミフレームの隙間が出来てしまう場合は、
ビートという板がバタバタしないように端に入れるゴムを使用しますが、
今回は元々ついていたビートが劣化でボロボロになっていた為、
バッカーで固定した後にコーキングなどで全ての端を固定します。






日本はとても安全な国ですので、
数ミリの蹴破れる板で隣人スペースと行き来出来るということは他の国ではなかなか考えにくいことなのかもしれません。
残すところは、塗装処理です。

最後にシール貼れば完成です。
- 作業台
- 丸鋸
- ビス
- オイルステイン塗料(ウォルナット)
厚みが色々あるので、しっかり調べましょう。
丸鋸(マルノコ)を使用する際はなるべく使用するようにしましょう。
まとめ|マンションの隔て壁(パーテーション)交換工事
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回は、
「マンションの隔て壁(パーテーション)交換工事」についてご紹介しました。
最後にもう一度まとめます。
今回の施工はご自分では行えないません。
このようなトラブルの場合は、
マンションの管理会社に報告し判断をしてもらいましょう。