リフォーム工事で職人さんへの「差し入れ」は必要?
リフォーム業者さんへの差し入れはいらない?必要?

休憩中の差し入れって必要かしら?
と疑問を抱えている方も多いはず。
実際に今までの経験でありがたく差し入れしていただいたものを含めてご紹介します。

お気を遣っていただきありがとうございます。
合わせて、休憩の時間帯もご説明します。
リフォーム中の差し入れで喜ばれるもの
ペットボトルや缶の飲み物

1番喜ばれるのは飲み物です。
ペットボトルや缶の飲み物ですと、1人1人別々に出来るので職人さん同士でも気を遣わずに済みます。
以前いただいた中で印象的なのが、ダンボールの中に飲み物が沢山入っていて、
この方法はありがたかったです。

休憩の時、お好きにどうぞ!
現場には当日何人の職人さんがいるかも把握出来ない時もあるので、
この方法だと人数を気にしないでいいので、双方にとっても良い方法だと思いました。
小分けされているお菓子

1つ1つ小分けされているお菓子もいいと思います。
休憩前に手を洗えない時も多くあり、素手でお菓子を触るのに抵抗がある方がいます。
お皿の上に子どもたちが3時のおやつに食べるような感じで、チップスやチョコなどを出していただく場合がありますが、
自分1人ならいいのですが、職人さんが複数いる時により素手で取るのを遠慮してしまいます。
やはり1つ1つ個分けされているタイプですと、素手で触らずに済みますし、食べる量も調整できて無駄にならずに済むのでいいと思います。
使い捨て用品

紙コップ、紙皿、使い捨て手拭きなどはありがたいです。
なぜかというと、手が汚れている時が多いからです。
よく洗面所を使っていいですよと言ってくださる方も多く、

かかっている、タオルで拭いてください。
と言ってくださる方がいますが、かなり汚れてしまうので申し訳なくて使えません。
そして、洗面器自体にも茶色(作業汚れ)になった水が流れてしまうのでなかなか使わせていただこうとは思いません。
その為、使い捨ておしぼりはとてもありがたいです。
リフォーム中の差し入れで躊躇してしまうもの
高価な食器

高価な食器でコーヒーやお茶をくれたり、高価な食器のお皿の上にお菓子をあげたりしてくれる方もいらっしゃいますが、
工事をしている側ですと、割れてしまう食器などでは割ってしまうのではないかと緊張してしまうので、
やはり紙コップ、紙皿がいいと思います。
熱々のもの

冬場、熱々の食べ物や飲み物をご用意してくださる方もいます。
- お茶
- コーヒー
- ゆで卵
- 肉まん
- うどん など
もちろん有り難くいただきますが、驚いてしまうほどの熱さですと、火傷してしまいそうになった経験もありました。
温度には注意が必要です。
タオルでのおしぼり

やはり手を拭ってしまうと、タオルがかなり汚れてしまいます。
水道で手を洗った後でも、汚れが落きれていない場合も多く、持参しているタオルでも茶色く汚れてしまうことが多々あります。
その為、お客様のタオルはなかなか使いづらい職人さんも多くいます。
職人さんへのおすすめ夏・冬の差し入れ
夏のおすすめ差し入れ
- 冷たいお水
- 冷たいお茶
- スポーツドリンク
- アイス
- 塩分タブレット
夏はやはり飲み物がおすすめです。
真夏にコーヒーを飲む方は少なくなってきたように感じます。
NG差し入れは、溶けるもの(アイス以外)や水分を欲してしまうものです。
- チョコレート
- スナック菓子
冬のおすすめ差し入れ
- お水
- お茶
- コーヒー
- 小分けスナック
冬は特におすすめというほどのものはありませんが、飲み物は常温で差し入れしても喜ばれます。
夏と違い冬にスポーツドリンクを飲む方はあまりいません。
職人さんは何時に休憩するの?

職人さんは何時に休憩するんだろう?
建築の職人さんたちはだいたい、決まった時間帯に休憩する風習があります。

一服(いっぷく)つけましょうー!
=ひと段落しましょうー!
一服とは、タバコを吸うという意味です。
最近ではタバコを吸う職人さんも減りましたが、この言い方はよく使われます。
職人さんの休憩とはとても重要で、
- 体を休めるため
- おさまりを考える
- 段取りを考える
- 職人同士の意見交換 など
現場の職人さんは、ずっと体を動かしていて体力仕事なため、休憩は必須です。
そして、黙々と作業をしている方が多く休憩の時間にこそ、現場のおさまりや段取りを整理したり、職人同士で意見交換などをします。
特に、リフォームになると現場は生き物です。
予期せぬことや、思わぬ事態も多くありますので、おさまりや段取りはその場その場で機転を利かさなくてはなりません。そのための休憩なのです。
10時(15分程度)

1回目の休憩は「午前10時の休憩」が一般的です。
まだ作業を始めてから間もないと感じるかもしれませんが、職人側からすると10時の休憩は大切です。
やはり、現場は生き物で色々な問題が出てきます。
そんな時に職人同士で意見を交換する大切な時間でもあります。
新築などの現場ですと、30分くらい休憩している職人さんも多いですが、
在宅のリフォーム工事などでは、10分〜15分など早めに休憩を切り上げて作業する職人さんは多いです。
12時〜13時(1時間程度)

2回目の休憩は「お昼休憩」です。
1回目の休憩から約1時間半くらいでのお昼休憩をします。
力仕事の職人さんたちはしっかりお昼ご飯を食べなくてはなりませんよね。
昼寝をする職人さんも多いです。
やはり体力勝負なので、この時間でしっかり体を休める大切な休憩時間になります。
15時(15分程度)

3回目の休憩は「午前15時の休憩」が一般的です。
ここの休憩で、1日の仕事終了までの気合いを入れるわけですね。

よし!後一押し!
プロとして、1日怪我や事故の無いようにしっかり休憩を取ります。
休憩場所やトイレは貸すべき?
休憩場所は提供しなくて大丈夫

職人さん達も一旦、車などに戻りプライベートな時間を取るでしょう。
- タバコを吸ったり
- 飲み物を飲んだり
- 電話したり
- トイレに行ったり など
特に気にする必要はないと思います。
トイレは貸した方がいいの?
トイレの提供については、賛否両論あるので別記事にて詳しくご説明します。
簡潔にまとめると、
現場に来ている職人さんも、当たり前ですがトイレに行きたくなります。
1日の作業時間のうちに1度もトイレに行かないことは誰しもできないと思います。
可能であれば、貸してあげるのは良いと思いますが、
現場近くに公園やコンビニなどがあればそ、ちらを教えてあげるので良いと思います。
まとめ|差し入れはお気持ちで
特に差し入れをする必要もありませんが、差し入れをする場合はお気持ち程度で良いと思います。
やはり職人さんも人間ですので、差し入れをすることにより、
やる気なども出てプラスな効果が出るのは間違いありません。

ごちそうさまでした。
最後までご覧いただきありがとうございました。