
お宅は防犯は万全ですか?
しっかりと防犯対策をしているつもりでも、実は「泥棒に狙われやすい家の特徴」に当てはまっているかもしれません。
「うちは防犯対策バッチリだから安心!」と思っている方もいるかもしれませんが、そもそも 狙われやすい家の条件 を知らなければ、本当の安全対策にはなりません。
泥棒は 「入りやすそうな家」 を狙います。あなたの家がターゲットにならないためにも、まずは 泥棒に狙われやすい家の7つの特徴 をチェックしてみましょう。
泥棒に狙われやすい家の7つの特徴
2階へ上がる足場がある


特徴の1つ目は「2階へ上がる足場がある」です。
エアコンの室外機や物置、ちょうどよい高さのフェンスや塀は、侵入者にとって格好の足場になります。



ここから簡単に登れそうだな…
さらに、ブロック塀やカーポート、配管などを利用されると、2階のベランダや窓から簡単に侵入されてしまう可能性があります。
「2階だから大丈夫」と油断せず、しっかり施錠することが大切です。
ガラスの玄関扉や勝手口


特徴の2つ目は「ガラスの玄関扉や勝手口」です。
ガラス部分はハンマーやバールなどの硬い道具で叩くと、簡単に割れてしまいます。



ガラスを割ればすぐに入れるぞ
特に、曇りガラスやデザインガラスは割られやすく、侵入者が静かに作業できるため危険です。
一度ガラスが割れると、手を差し込んで簡単に鍵を開けられてしまいます。
窓ガラスの種類によっては狙われる


特徴の3つ目は「窓ガラスの種類」です。
「網入りガラスだから安心」と思っている方も多いかもしれません。
しかし、網入りガラスは防火性や飛散防止性には優れているものの、防犯性能はそれほど高くありません。



このガラスは静かに割れるな
確かに、網が入っていないガラスよりは侵入を防ぐ効果はありますが、ガラスを割られた後に、網を番線切りなどで切断されてしまう可能性があります。
また、一般的なフロートガラスや強化ガラスも防犯ガラスでなければ簡単に破られてしまうため、注意が必要です。
小窓の鍵の閉め忘れ


特徴の4つ目は「小窓の鍵の閉め忘れ」です。
「小窓だから大丈夫」と油断していませんか?
「こんな小さな窓からは入れないだろう」と思うかもしれませんが、実はそれが大きな落とし穴になることもあります。



おっ、鍵が開いてる!ラッキー!
鍵が開いていると、窓の開閉が可能になり、最悪の場合、窓自体を取り外されてしまう可能性があります。
特に換気のために開けっぱなしにしていると、手を差し込まれて簡単に解錠されるケースもあります。
小窓だからといって油断せず、しっかりと施錠する習慣をつけましょう。
面格子付き窓は油断禁物


特徴の5つ目は「面格子付き窓」です。
「面格子がついているから防犯は安心」と思っていませんか?
実は、外側から簡単に取り外せる面格子もあることをご存じでしょうか?



簡単に外せるタイプじゃないか?
取り外す際には工具を使用するため、音が出て目立つ可能性がありますが、それでも泥棒が侵入を諦めるとは限りません。
特に、簡単に外せるタイプの面格子は、防犯対策にならないどころか、かえって侵入者の視線を遮ることで周囲からの発見を遅らせてしまうデメリットもあります。
ベランダの鍵の管理が甘い


特徴の6つ目は「ベランダの鍵の管理が甘い」ことです。
「2階や3階だから大丈夫」と油断していませんか?



2階なら油断してるかもな…
実は、下から見てベランダの鍵が開いていると分かれば、侵入のターゲットにされる可能性があります。
2階以上でも安心はできません。施錠が不十分な窓は、簡単に狙われるリスクがあるのです。
隣の家から飛び移れる構造


特徴の7つ目は「隣の家から飛び移れる構造になっている」ことです。
特に建売住宅では、隣家と同じ設計でベランダが横並びになっているケースも少なくありません。



ここなら隣からサッと入れるぞ!
また、狭小住宅や住宅密集地では、隣の屋根やベランダを経由して侵入されるリスクが高まります。
自宅の防犯対策を万全にしていても、隣家から飛び移られる可能性があることを考慮する必要があります。
番外編|こんな状況も危険!
隣の家が工事中


隣の家が工事中で足場が設置されていると、侵入されやすくなります。
窓やベランダの鍵は確実に施錠し、防犯対策を強化しましょう。
また、作業員になりすまして下見される可能性もあるため、周囲の様子に注意を払うことが大切です。
大規模修繕中のマンション


大規模修繕や外壁工事で足場が設置されると、高層階のマンションやアパートでも泥棒に侵入されるリスクが高まります。
足場があることで高層階でも狙われやすくなり、住民の出入りが増えることで不審者が紛れ込む可能性もあります。
泥棒に狙われないための防犯対策
防犯カメラの設置


防犯カメラの設置は、近年では一般的になりつつあります。
新築住宅に設置するのはもちろんですが、特に古い家こそ防犯カメラを導入すべきです。
なぜなら、古い窓ガラスや面格子は現在のものと比べて防犯性能が低く、侵入されるリスクが高いためです。
また、一部の方はダミーの防犯カメラを設置していますが、正直なところ効果は期待できません。
泥棒はダミーカメラを見分けることができるため、抑止効果は限定的です。
さらに、万が一侵入された場合、証拠映像が残らないという大きなデメリットがあります。
そのため、玄関・ベランダ・駐車場などの重要な場所には、実際に録画機能のある防犯カメラを設置することが重要です。
センサーライトを設置するだけでも侵入者への抑止効果があります。
警備会社に加入


ホームセキュリティの警備会社に加入するのも効果的な防犯対策の一つです。
防犯のプロが24時間365日体制で監視してくれるため、常に安心感を得られます。特に、旅行などで長期間家を空ける際にも心強いですね。
警備会社のメリット
- 侵入者への強力な抑止効果
- 24時間監視による安心感
- 侵入感知だけでなく、非常時の通報や火災感知にも対応
- ALSOK
- SECOM
さらに、ホームセキュリティのシールを貼るだけでも一定の防犯効果があると言われています。
まとめ|防犯対策をして安心な暮らしを
今回は、「泥棒に狙われやすい家の7つの特徴」についてご紹介しました。
自分では対策しているつもりでも、実は侵入しやすい家になっている可能性があります。
まずは、窓の鍵を確実に施錠することが、誰でもできる最も基本的な防犯対策です。
外出時はもちろん、在宅中でもしっかり鍵を閉める習慣をつけましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。