最近では、DIYで電気をいじる方も増え、
電工二種の資格を取得したいと思っている方は多くいるそうです。
私もこれからの建築業界で生き残る為に、
多能工の職人になることが良いと考え始め、
電工二種の資格を取りたいと思いました。
大工歴25年以上ですが、
電気のことはわからないことだらけでした。
しかし、大工工事は電気工事との関わりが多いもので、
- コンセントやスイッチの取り外しや設置
- 換気扇の交換
- 天井や壁の解体などの工事
その都度、電気屋さんに依頼するのも大変と感じ
「自分で資格があれば効率が良い!」
と思い資格取得の勉強を始めました。
私は仕事の合間をぬって電工二種の学科試験勉強を始めました。
出勤前の15分
お昼休憩の10分
仕事後に自宅にて35分
忙しくて時間が無いという人でも合格できる勉強法だったので是非実践してみてください。
必要な勉強時間
最低でも30時間以上は必要
最低でも30時間以上は必要だと思います。
1日1時間、30日間続けて最速1ヶ月で試験合格を目指しましょう!
毎日1時間電工二種の学科試験に触れていれば、
過去問で60点以上を取ることが出来ると思います。
1日15分〜1時間
忙しくて毎日時間が取れないという人は、
最低でも1日に10分は勉強、もしくは本やYouTubeを見ましょう。
ご褒美に今日は無しでいいや。という日は作らないでください。
学科カテゴリー難易度
やさしい | 配線図記号 材料及び工具 |
普通 | 配線器具 複線図 |
難しい | 法令 施工方法 基礎理論 |
カテゴリー難易度の「やさしい」と「普通」は80%〜100%の正解率を取りたいものです。
カテゴリー難易度の「難しい」でも数問は正解しておきたいものです。
最悪4択なので、記入すれば正解する可能性はありますが、なるべくなら理解しての正解。
または2択まで絞れる程度になると良いでしょう。
合格点が、100点中60点以上。
50問中30問以上が合格ラインなので、
カテゴリー「難しい」を完全に捨ててしまうと合格が難しくなります。
その為、勉強しておく必要はあると思います。
電工二種学科試験の勉強方法のコツ
動画を見るだけ(3時間〜)
【学科 分野別】第二種電気工事士 学科試験対策
ステップ1では、全然ちんぷんかんぷんでもOKです。
私も初めから全てを理解しようとせずにわからないところはスルーしました。
わからないところは後程
全くの素人でも、こちらの動画リストを全て見ることをおすすめします。
初めから全てを理解しようとはせず、とにかく全ての動画を見てみましょう。
メモを取ったり、工具や材料も購入する必要もないです。
とにかく全ての動画を見て、気になる点があった場合は動画を戻して再度見ます。
時間が無い!って人は「再生速度を1.25倍にしよう」
複線図を書いてみる(2時間〜)
第二種電気工事士試験 複線図対策
次に、複線図に触れてみましょう。
ここでは、ノートとペン(数色)を用意しましょう。
もしくは、ホワイトボードと黒・赤・青のペンを用意しましょう。
ステップ2では、とにかく書いてみましょう。
電工二種の学科試験には必ず必要になる複線図の書き方と理解。
初めから全てを理解しようとはせずに、とにかく動画を見ながら真似してみましょう
時間が無い!って人でも「再生速度は変えずに」動画と同じように書いていきましょう。
過去問に挑戦してみる(5時間〜)
過去5年分の過去問全てに挑戦してみましょう!
学科試験では、50問のうち30問を合格=100点満点中60点が合格ラインですが、
このステップ3の時点では、正直合格点には到達できないことも全然あると思います。
(私の場合は、15問正解の30点程度でした)
しかし、間違えることに意味があると思います。
1問1問ごとに答え合わせをして、少しづつ理解を深めていくのがおすすめです。
解答後に、問題の解説動画も添えられていますのでとてもわかりやすいです。
ちなみに私は、この時点でこれくらいの正解率でした。
正答数が30問を超えていれば合格ラインです。
試験勉強を始めて10時間ほどで、この正答数ならまずまずではないでしょうか。
!と、この辺りで技能試験の方もちらほら気になってくると思います。
技能試験は、学科試験の合格者のみ受けられますが、
試験が近づくにつれ、工具や材料が売り切れ状態になってしまうそうです。
そのため予め購入しておくことをおすすめします。
STEP①の動画を再び観る
【学科 分野別】第二種電気工事士 学科試験対策
STEP①で動画を観たときよりも、動画内の理解度が深まっていると思います。
深まっていない人は過去問で間違えた時の復習を怠っていたのではないでしょうか。
やはり間違えてからの復習が身に付く勉強法と思います。
STEP④では動画の内容がわからない時は聞き流すのではなく、
動画を戻って観たり、わからない言葉をネット検索するとさらに身に付くと思います。
再度、複線図を書く
ホーザン電気工事士試験 複線図練習用キット DK-210をゲット
STEP②で動画と一緒に複線図を書いていると、まるで自分が理解してできているかのような錯覚が生まれてきます。
今回は、単線図を見た時点で、動画を止めて、先に複線図を書いてみたり、
もしくは動画に頼らずホーザンのDK-210を購入しチャレンジするのもいいでしょう。
・・どうですか?難しくないですか?
僕は理解していたと思っていたのにも関わらず、間違いだらけで逆に驚きました。
やはり何度も書くと言うことをおすすめします。
さらに、3路スイッチや4路スイッチ、負荷が2つがあったり、パイロットランプの結線方法など難しい箇所はいくつもあります。
そのため繰り返し書きましょう。
ラストはひたすら過去問
あとはひたすら過去問への理解度が必要となります。
ひっかけ問題や、勘違いしやすい文章も多く、イージーミスをしないためにも反復練習です。
他のスマホアプリでも過去問を多く載せていたり、
カテゴリー別で勉強もできるアプリもあるので苦手分野を克服するのも良いでしょう。
それでは試験当日まで頑張っていきましょう!
試験までの日程の考え方
毎年おおよその日程が決まっています。
上期試験 | 下期試験 |
---|---|
4〜5月 | 9〜10月 |
最低1ヶ月の試験対策期間が必要と考えるので、
上期試験であれば、3月初旬から
下期試験であれば、8月初旬から試験対策は行いましょう。
受験するのに9,300円(ネット申込)または9,600円(郵便申込)が必要になりますので、闇雲に受験するのはもったいないです。