「外壁塗装を検討しているけれど、外壁にツタがあると工事費が高くなるの?」
そんな疑問をお持ちではありませんか?

外壁にツタが伸びている場合は工事費が高くなる?
ツタに覆われた外壁は一見すると趣があり、魅力的に見えることもあります。
しかし、その一方で、外壁塗装工事を行う際に思わぬ影響を及ぼすことがあります。
本記事では、ツタが伸びた外壁の外壁塗装において、工事費が高くなる理由や注意点について詳しく解説します。
断熱効果や虫の問題など、ツタのメリット・デメリットについては別記事で紹介していますので、ぜひそちらもご覧ください。


それでは、外壁塗装におけるツタの影響について詳しく見ていきましょう!
外壁塗装でツタが伸びていると工事費用が高くなる理由
結論から申し上げますと、「高くなります」
これは、ツタがまったく伸びていないお宅ということで話を進めていきます。


ツタで覆われすぎていると、工事自体を断られることもあります。
なぜ高くなるか深堀りしていきましょう。
ツタ(蔦)の撤去作業費が上乗せされる


外壁塗装をする際にツタが生えているとツタを取り除かなくてはなりません。
なぜならツタがくっついたままだと、外壁の塗装が出来ないからです。


ツタを完全に取り除かなくてなりません。
ツタの枝の部分は比較的撤去しやすいのですが、伸びた手のような根の部分が吸盤のようになっていてとっても厄介なのです。


枝を引っ張って取れたとしても根だけが残ってしまいます。
追加の人件費や養生作業が必要になる


外壁塗装をする際には必ず足場は組み立てられます。
足場の代金はツタがあるないに限らずかかりますが、余計な人件費や養生費などが追加でかかってくるでしょう。
ツタの撤去費は業者によって違いますが、どちらにしろ飛散する撤去作業が多い為、必要以上に広範囲での養生が必要になるケースがあります。
近隣の建物や、車や自転車、その他飛散してしまいそうな箇所の養生もします。
ということは、人件費もかかってきます。
ツタの処分費用が発生する


ツタを撤去した後には廃棄として処分しなければなりません。
ツタの量で費用は上下すると思いますが、処分費用はかかってきます。
ツタで覆われている外壁でも塗装が必要な理由とは?
そもそもツタで覆われているのに、なんで外壁塗装をする必要があるんだろう?と疑問を抱く方もいらっしゃますよね。


なんで外壁塗装する必要があるの?
なぜ外壁塗装をする必要があるのか深堀りしていきましょう。
雨漏りや外壁劣化を防ぐため


1番の原因は「雨漏り」です。
雨が家の中まで漏ってきてしまうと、もちろん外部側から雨の侵入経路を見つけなければなりません。
その為、外壁についているツタを撤去しなければならなくなります。
外壁から漏ってきた場合、古い戸建てなどですと他の箇所からも漏る可能性がある為、その際に外壁塗装するケースが多いです。
近隣トラブルや景観維持のため
ツタを伸びっぱなしにしていると様々な問題が出てきます。
やむおえずツタを撤去せざるおえなくなり、撤去した後に外壁塗装もしてしまおうというケースです。
隣家にまで伸びてしまう問題
一度、近隣の外壁にも伸びはじめてしまったら大変です。
枝だけなら切れば済みますが、根が付きはじめてしまった場合はさらに大変です。
引き寄せる虫の発生と外壁塗装への影響
やはり植物の周りには虫が寄り付きます。
洗濯物にくっついたり、虫に刺されたりしたらツタの撤去をしなければならない場合も。
ツタの撤去は自分でもできる?方法と注意点
大前提に高所までツタが伸びてしまっている場合は、危険ですのでご自分では行わずに初めから工事の依頼しましょう。
高圧洗浄機を使ったツタの取り除き方


高圧洗浄機でツタは取れるのだろうか?
そんな風に思ったことはありませんか?
実際に以前試した経験はありますが、
手で取れるツタを剥がした後に高圧洗浄を行いましたが、根までは取れませんでした。
やはり根が厄介で、外壁に吸盤のようにくっついているので吹き飛ばすことは出来ませんでした。
ワイヤーブラシを使った手作業の撤去方法
経験談として、ツタの根はワイヤーブラシが一番取れました。
正確にいうと削り取りました。
しかし問題があり、
下地から削り取れてしまうので外壁塗装をしなくてはならなくなります。
その為、外壁塗装をお考えの方はご自分でチャレンジしてもてもいいかもしれませんね。
まとめ|ツタがある外壁塗装の費用が高くなる理由とその対策
今回は、
「外壁塗装工事で壁にツタ(蔦)が伸びている場合は工事費が高くなる?」についてまとめてみました。
やはりツタというのは色々と問題がありますね。
メリットもあるかもしれませんが、
個人的にはあまり良い印象を受けません。
トラブルがあった際に余計なお金もかかってくると思うのでオススメはしません。


ツタはあまり好きではないです。。。
最後までご覧いただきありがとうございました。