40代・未経験から第二種電気工事士へ!大工が見た現場のリアルと転職の真実
🔨こんにちは、「はんぶん大工」です!
都内在住、12歳・8歳・0歳の3児のパパをやっています。
普段は現役の大工として現場に立ちながら、第二種電気工事士やリペア技術を磨く「ハイブリッドな多能工」を目指しています。
材料ばかりが高騰して、現場で汗を流す職人の単価が上がらない今の時代。AIには絶対に真似できない人間の手仕事だからこそ、自らの価値を高めて単価を上げる!それが私の挑戦です。
最近はキッチンでも腕を振るっており、家族の「美味しい!」をエネルギー源に、今日も現場と育児のミッションを全力クリアしていきます!
最近は新築だけでなくリフォームの現場も多いんですが、そこで「40代から未経験で電気の世界に飛び込んできた人」と一緒になることが本当に増えました。
「40歳を過ぎてから電気工事士を目指すなんて、もう遅いよね…」
「未経験で転職して、本当に食べていけるだけの給料はもらえるの?」
そんな不安を抱えて、資格の勉強や転職を一歩踏み出せずにいませんか?
ネットの大手就職メディアを見ると「40代未経験でも大歓迎!」なんて教科書通りの綺麗なことが書いてありますが、ぶっちゃけ「本当のところどうなの?」って思いますよね。
そこで今回は、毎日のように現場で電気屋さんと肩を並べて仕事をし、自分自身も「第二種電気工事士」の資格を持っている大工の僕が、現場の泥臭いリアルと職人の本音を100%忖度なしでお伝えします!
40代からの学び直しで役立つ資格は?なぜ「第二種電気工事士」が最強なのか
40代からの学び直しで役立つ資格として、僕は迷わず「第二種電気工事士(電工2種)」を推します。
なぜなら、この資格は単なる「お飾り」ではなく、持っているだけで独占業務ができる「食いっぱぐれない武器」になるからです。
第二種電気工事士に合格する年齢層は?60歳からでも取得できる?
「いまから受けても、周りは若い子ばかりで浮くのでは?」と心配する声をよく聞きます。ですが、第二種電気工事士に合格する年齢層はめちゃくちゃ幅広いです。10代の学生から、30代・40代の転職組、さらには定年後を見据えた50代まで受験しています。
現場の電気屋さんに聞くと、「第二種電気工事士は60歳からでも取得できますか?」という質問に対しても、「全然いけるし、実際に定年退職してから取って、マンションの管理会社やビルメン(ビルメンテナンス)で夜勤の施設警備をしながらサクッと配線直してる先輩もいるよ」と言っていました。年齢で足切りされるような資格ではないのが、この電工2種のいいところです。
40歳からの電気工事士は募集していますか?未経験からの転職と給料のリアル
結論から言うと、40歳からの電気工事士の募集はめちゃくちゃあります。 万年人手不足の業界ですからね。
ただし、40代で未経験から転職する場合、「どんな働き方を選ぶか」で給料や将来性がガラリと変わります。
電気工事士の40代の年収は?
気になる電気工事士の40代の年収ですが、働き方によって以下のように二極化します。
| 働き方のスタイル | 平均年収の目安 | メリット・デメリット |
| 町の電気屋さん・地元の工務店下請け | 約350万〜500万円 | 住宅のエアコン設置やコンセント増設がメイン。体力的に優しく、独立しやすい。 |
| ビルメン・施設管理(未経験スタート) | 約300万〜400万円 | 体力勝負の工事は少なめ。給料は控えめだが、夜勤手当や安定性がある。 |
| ゼネコン一次下請け(大型現場の職人) | 約450万〜650万円以上 | 給料は高いが、朝が早く、ガチの体力勝負。未経験の40代には正直キツい面も。 |
40代未経験なら、まずは「町の電気屋さん」や「リフォームメインの工務店」で経験を積むか、体力に自信がなければ「ビル管理業界」へ飛び込むのが成功への近道です。
50歳から電気工事士になれる?
「40代はいけるとして、50歳から電気工事士になれる?」という疑問ですが、結論を言えば可能です。ただ、20代の若手と同じように「重い電線管を担いで建設足場を上り下りする」ような働き方は、体が持ちません。
50代からのスタートであれば、住宅の「リペア(補修)技術」や「エアコン取付」などの軽作業に特化するか、ビルメン業界を狙うのが現実的です。僕の知り合いの50代の電気屋さんは、エアコンクリーニングとセットでコンセント増設を受注して、1人でめちゃくちゃ稼いでいます。
40代で未経験から転職するならおすすめの業界は?大工が教える職人のホンネ
「40代で未経験から転職するならおすすめの業界はどこ?」と聞かれたら、僕はやっぱり「住宅リフォーム・リノベーション業界」を推します。
なぜなら、新築の大型現場(ゼネコン系)は、20代の若い職人が怒鳴られながら動くような、古い体育会系のノリがまだ残っているからです。40代になってからその環境に入るのは、精神的にも肉体的にもキツい。
一方で、リフォーム現場は「施主さん(お客さん)とのコミュニケーション」が命です。社会人経験を積んできた40代の丁寧な挨拶や、気配りの利いた対応は、それだけで現場で大重宝されます。
電気工事をやめてよかったと思える人は?現場のデメリット
正直に言います。電気工事の現場は綺麗事ばかりじゃありません。「電気工事をやめてよかった」と業界を去っていく人もいます。そういう人は、以下のような現実に耐えられなかったパターンが多いです。
- 夏の屋根裏(天井裏)の地獄のような暑さ:
断熱材が詰まった天井裏は50℃近くになります。 - 冬の冷え切ったコンクリート現場:
指先が凍えてビス(ネジ)が回せなくなります。 - 感電の恐怖とプレッシャー:
一歩間違えると大事故になるため、常に緊張感があります。
逆に、こうした「現場の泥臭さ」を覚悟の上で、自分の手でインフラを直す楽しさにやりがいを感じられる人なら、これほど面白い仕事はありません。
大工の僕が第二種電気工事士を取って、仕事の単価が跳ね上がった話
ここで少し、僕自身の話をさせてください。僕は大工歴25年ですが、数年前に第二種電気工事士の資格を取りました。
なぜかというと、リフォームの現場で「下地を組むのは俺(大工)だけど、コンセントの位置を5cmずらすためだけに、わざわざ電気屋さんを呼ばなきゃいけない」という時間のロスに気づいたからです。
大工仕事に電気の資格を掛け合わせた結果、僕の現場ではこんな変化が起きました。
- ワンストップで施工できるから、お客さんをお待たせしない
- 電気屋さんを呼ぶ外注費が浮くので、自分の利益(単価)が上がる
- 「大工も電気もできるプロ」として、他社との圧倒的な差別化になる
現在はさらに最新のリペア(補修)技術も猛勉強中です。AIがどれだけ進化しても、現場の「腐った下地を直して、配線を通して、綺麗に壁を仕上げる」という人間の手仕事のバリューは絶対に消えません。40代からの資格取得は、あなたの職人としての価値を何倍にも高めてくれます。
電気工事の現場で毎日使う「プロの必須道具」チェックリスト
もしあなたがこれから電気工事の道に進む、あるいはDIYのレベルをプロ級に上げたいなら、形から入るのも大賛成です。現場の電気屋さんが100%腰袋に入れている三種の神器を紹介します。
- VVFストリッパー(VA線ストリッパー): 電線の被覆を剥く道具。これがないと仕事になりません。
- 圧着工具(リングスリーブ用): 電線同士をガッチリ接続するための必須アイテム。
- 電工ドライバー(プラス・マイナス): 絶縁処理が施された、お尻が丸いドライバー。ビスを締め付ける時の相棒です。
💡 「自分で直せるようになりたい!」という方へ
今回ご紹介した作業のように、お家の修理には「第二種電気工事士」などの国家資格がないと法律で禁止されている危険な領域がたくさんあります。
私自身、大工仕事に電気の資格を掛け合わせたことで、仕事の幅やDIYのレベルが劇的にアップしました。

「一生物のスキルを身につけたい」「完全独学で一発合格したい!」という方に向け、私が知識ゼロから合格したノウハウをまとめた「【2026年対応】第二種電気工事士 完全ロードマップ|独学150時間で一発合格した僕の全手順」を公開しています。効率的な勉強法や、タイパ重視派におすすめの通信講座も紹介しているので、本気でスキルアップしたい方はぜひチェックしてみてください!

まとめ:資格を取るまでは、絶対に無理せずプロを頼ろう!
40代から第二種電気工事士を目指すのは、決して遅くありません。むしろ、これまでの人生経験を活かして、現場で信頼される一流の職人や管理職になれるチャンスが転がっています。
ただ、一つだけ大工の僕から強く言いたいことがあります。
「資格を取る前、あるいはまだ自分の技術に自信がないうちは、絶対に家の電気配線をいじらないでください」
現場を見ているから分かりますが、素人配線による漏電火災や、壁の中の下地(柱や間柱)を間違ってビスでぶち抜いてしまうトラブルは本当に後を絶ちません。最悪の場合、家が燃えたり、感電して命を落とす危険があります。
「自宅のコンセントを今すぐ増設したい」「エアコンの専用回路を引っ張りたい」という方は、まずは資格を取る勉強をしつつ、今の困りごとは信頼できる地元のプロに直接相談するのが一番安くて確実です。
地域の個人工務店や、顔の見える地元の電気屋さんなら、大手ハウスメーカーのような中間マージンを取られないので、びっくりするほど良心的な価格でバチッと完璧に仕上げてくれますよ。安全第一で、一歩ずつプロへの道を歩んでいきましょう!
地元の信頼できる電気工事のプロを探すなら、まずは近くの職人さんに直接見積もりを依頼できるサービスを利用してみるのがおすすめです。